日本の偉人 坂本龍馬

坂本龍馬が生きた日本
photo by ちるぼー


日本を守るために動いた偉大なる人物


今から150年と少しくらい前の時代に日本に生きた、有名な人物。

1603年(慶長8年)から1867年(慶応3年)の約260年の間、
時代は徳川幕府が国を治めていてた1人天下の時代です。

各地には徳川家との昔からの関わりの深さや恩などによって位違いました。

『藩』は今で言う所の『県・府』の用な物で300もの藩が存在していました。
なくなったものもあれば、新しくできたものもあったようです。

各藩には藩主、領主と呼ばれる位の人が治めていてその藩の力の大きさを表すのに、『石』という単位で計られました。これはの生産力のようで、大きい物で100万石から1万石まで様々です。

ここから更に枝分かれしていき全国各地にたくさんの環境を生み出したのです。

その中で昔関ヶ原の戦いにて味方した経緯があり、今で言う高知県に20万2600石を与えられ生まれた土佐藩で生まれた人物です。



                                   『坂本 龍馬』です。




当時の土佐藩には身分制度はもちろんそれに加えて,
『上士』『下士』と大きく違った独特の身分制度がありました。

これは簡単に言うと差別により生まれた物です。

下士は上士に逆らってはいけないし、命令されれば従うのが絶対でした。

どの時代にもクズはいますがこの時代のこの土佐にもうじゃうじゃいたのです。

坂本 龍馬が生まれた家は、豪商人家の分家でお金もある裕福な家です。
食べる物にも困らず、常に清潔感のある着物を身に纏い、不自由なく生きていける家でしたが、位は『下士』でした。

小さいときに上士に道ばたで衝突し、怒らせてしまい斬られそうになったと言われるような話しもあるぐらい子供でも問答無用に適応される非情な身分制度です。


自分の人生を決めるのは自分であるべき



そんな縛りのある人生に疑問を感じていたのでしょう。

彼はなんと『脱藩』するのです。
一生土佐には帰れないのを覚悟に。


理由は様々、身分があるこの土佐では自分は無力であり、
      
   したいことができなかったのです。


そんな環境に生まれて江戸へ行き世界を知る事になる彼ですが、 この世の中から今ある身分を無くして隔たり無く優秀な人は優秀、と今までは低いとされていた身分の人でも関係なく皆で国を作っていくのが良いと考えて行動した結果、彼はこの現代でも多くのファンが存在する、とても魅力的な人物になっています。


現代においての坂本龍馬




小説などで坂本 龍馬に焦点を当てた作品によるものがほとんどです。
史実に基づくエピソードや、創作を混ぜた作品で彼はヒーローのように描かれているのです。

テレビでのドラマでも彼を題材にした作品は数多く見られます。

本当の『坂本 龍馬』を知る事はもはやできませんが残された資料研究を元に、自分なりに彼の人物像をより正確に近づけるため、日々勉強です。

彼のはいつの時代にも必要なのです。
なぜならいつの時代も生きるのは人間だからです。





コメント