レゲエ界のレジェンドボブマーリーについて
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photo by ちるぼー |
レゲエ界のレジェンド Bob Marleynの生い立ち
Bob marley はジャマイカ出身のレゲエミュージシャンである。
カリブ海の小さな島 ジャマイカを飛び越えて今も世界に残る彼の存在はどういった道を辿って私たちの元へ届いたのでしょうか?
ジャマイカの首都であるキングストンのトレンチタウンにて、Bob とその兄貴分であるピータートッシュ(Peret Tosh) と バニーウェイラー(Bunny Wailer) たちは日々音楽に没頭していました。
そんな甲斐がチャンスを生み、ジョーヒグス(Joe Higgs) に出会います。
彼は1960年代のスカ時代ロイ・ウィルソンと『ヒッグス&ウィルソン』というデュオで活動した音楽家です。若き才能のあるアーティスト達を支えた偉大な人物です。
Bob は彼と出会い
- The Teenagers
- The Wailing Rudeboys
- The Wailing Wailers
- The Wailers
ウェイラーズ『 The Wailers 』
に定着していきます。
このときのウェイラーズは3人以外にもあと3人いましたが脱退します。
世間での認知後の影響が及ぼすもの
そして1963年に名曲 『Simmer Down』 をリリースするまいなやたちまちキングストン中で大ヒットとなります。スカ調です。
この曲は当時のジャマイカの国民達へのメッセージでした。
当時のジャマイカはほとんどが職もなく、国を頼れず、殺伐とした時代でした。
奪い合いや熱くなり喧嘩が暴動のようになりとたくさんの命が散っていきました。
国民の国に対する怒りが蓄積されていき、爆発寸前の人々にBobは言いたかったのでしょう。
『落ち着くんだ。自分自身をコントロールしなければいけない。俺たちは今日を生きている。そのために落ち着くんだ。』
と。
熱くなりすぎた国民にはBobの言葉は突き刺さったのでしょう。
これがまさにBobの持つメッセージの力強さです。
ここからウェイラーズは3人以外にもあと3人いましたが脱退します。
そして3人になったウェイラーズはコクソンの元でスタジオ・ワンにて最高の楽曲を生み出します。
名曲『ONE LOVE 』はその1つです。
そしてブラックアークのリーペリー(Lee "Scratch" Perry)の元では『small axe 』やクリスブラックウェル(Chris Blackwell)の元では『Concrete Jungle』のような素晴らしい才能を持つプロデューサーに必然的に出会いBobのメッセージは世に放たれていきました。
名曲に込められた作者の魂
70年近く経っても色あせる事なく、それどころか益々力強くなるように感じます。
名曲とはそういったパワーが込められているのでしょう。
違う時代に生き、違う環境にいてもなお共感できる。
これがBob の持つパワーなのでしょう。
生きているのはいつの時代も人間ということです。
この現代においても、人を人だと思わないような振る舞いをする人はきっとBobのメッセージが届いてないのでしょう。
また愛に溢れ、助け合い生きる人たちはBob の精神を受け継いでいるのでしょう。
それほど私にとってもすごく魅力のある人物です。
生きているうちにBobと話しをしてみたかったものです。
Bob 's spirit is growing in the our soul .
Everything's gonna be alright .
Rebel music is never die .
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