動画配信はストリーミングへ〜Netflixの場合〜

人気のストリーミングサービスNetflixについて
photo by ちるぼー


今では人気のNetflixは世界で観られている


みなさんはNetflixを利用した事があるでしょうか?
私は暇があればアプリやウェブで閲覧しています。
多彩なラインナップと毎週更新されるタイトルが豊富なのです。
毎月約1000円ほどで利用できるので従来のレンタルサービスに取って代わって世界中でシェアされています。
最近ではこのようなストリーミングサービスが増えていますがこのNetflixはどんなものなのか、標準を当ててみたいと思います。

動画配信サイトNetflixの歴史


1997年8月29日にアメリカ合衆国のカリフォルニア州のスコッツバレーにてリード・ヘイスティングスとマーク・ランドルフいう人が設立しました。
初めは従業員約30人で、オンラインでのDVDレンタルサービスを始めました。
DVDのタイトルは約900本で、1週間4ドルと手数料と送料の2ドルの料金で行っていました。

こういったオンラインでのレンタルサービスは世界で初めてだったそうです。
発案はリード・ヘイスティングスで彼の経験からネットを使ったレンタルサービスを始めました。


当時彼は町のレンタルサービスをよく利用していたそうで、借りては返しを繰り返していました。
ある日彼は返しに行った時返却の期限が過ぎていたようで延滞料金が発生しました。
その額およそ40ドルだったそうです。
この延滞料金を支払ったことがおそらく嫌だったのでしょう。

この経験から1999年にはこちらも世界で初めてとなる今の前身である、
月額定額15ドル 全タイトルレンタルし放題を始めます。

今まで掛かっていた送料と手数料、そして延滞料金も15ドルに含まれる設定にしたことが今までに無いサービスで人々の注目を集める事になりました。

そして2000年には利用者は約60万人にもなります。

そこから約5年で利用者数は約420万人になり3万5000のタイトルのDVDがレンタルされるようになりました。


DVDレンタルから動画ストリーミングサービスへの変化


インターネットが進化するにつれてオンラインサービスも進化するのは当然の事で。

2007年にはついにDVDレンタルからストリーミングサービスへと変わっていきます。

そしてDVDレンタルサービスを独立させて、クイックスターというものを立ち上げました。
これはDVDだけではなく、ゲームソフトのレンタルもする予定だったそうですが料金の値上がりから利用者が大幅に減り計画は廃止。
映画のストリーミングのみに絞って進んでいく事になります。

結果として、ストリーミングを広めた功績を認められて一気に急成長していきます。

アメリカ合衆国から全世界へと広がることになるのです。


人気映画のタイトルとオリジナル作品の製作


従来の映画タイトルだけではなくNetflixオリジナル作品の制作を始めます。

映画やドラマと次々に名作を作り出し、利用者にとってはエンターテイメント性が高いサービスへとなっていきます。
実際話題になった『ハウスオブガード』『ナルコス』といった作品もNetflixのオリジナルの作品です。

豪華なキャストや興味をそそるストーリーで、従来の映画よりもオリジナル作品を楽しみにしている利用者も多いと思います。


Netflixはこの先どうなって行くのか?


今の時代を代表している動画ストリーミング配信ですが、このNetflixだけではありません。
もちろん今現在のシェアはNetflixに軍配が上がりますが、これから先にはどうなっていくのでしょうか?

台頭している動画ストリーミング 配信のアプリケーションまたはサイトで注目すべきは以下の通りです。

  • アマゾンプライムビデオ
  • hulu
  • abema tv
  • DAZN
  • iflix 

どのサービスも月額定額で見放題が定番ですが、金額も違えばジャンルも異なります。

アマゾンプライムはNetfli同様に映画、アニメと様々ですが1つ大きな違いがあります。
それは月額¥300円と安く、プライム会員は配送サービスにおいても送料が無料になるといったメリットがあり多くの人が登録しています。

DAZNにおいてはジャンルが絞られていて、全世界で毎日行われているスポーツの試合をライブで配信しています。
サッカーやテニス、またはバスケットボールや野球などほぼすべてのスポーツを観る事ができます。

この5つのサービスは今からシェアを奪い合うようになっていくのでしょうか。
それとも淘汰されてなくなるまたは、統合されてまとまるのでしょうか。
未来の事はわかりませんが、すべてが残るとは考えにくいでしょう。

お茶の間の地上派テレビからインターネットへ



人々の暮らしの中に動画を観るという行為は今までテレビしかありませんでした。
放送される時間や曜日も決められていて、夜の8時から10時までは属に 
『ゴールデンタイム』と呼ばれお茶の間では家族団らんの中にその存在はありました。

しかし今はスマートフォンの普及により生活にも様々な変化があります。



好きな時間に好きな番組を視聴できるのです。


録画する必要すらもなくなってきています。
時代に合った変化ですばらしいことだと思います。
1つ言うのならば、家族団らんが少なくなっていく点のみが問題でしょうか。


私はテレビ世代でこれが当たり前でしたが、その当たり前ですらもなくなっていくのは便利な反面悲しくもあります。

これから想像もしないサービスも出てくるでしょうが、人々の生活に密接して従来の良い部分を失わない事を期待しています。




















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